武田/モデルナ製 新型コロナウイルスワクチンを2回打ちました。

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ハロー全世界890億人のリトルマック使いの皆さん。

先日、新型コロナウイルスのワクチンを2回接種しましたので、そこで経験したことなどを書き連ねようと思います。

目次から気になる順番に読んでください。

 

 

 

 

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1回目接種後の生活

ワクチン1回目では、副反応は注射を刺した付近の筋肉が痛くなる程度と聞いていたので完全に舐めてかかっていました。

実際、接種して4時間後あたりで注射を刺した付近に違和感が出始め、接種6時間後あたりで腕を水平より高く上げるのが不可能なくらいまで痛み始めました。といってもそれ以外には何もなく、普段と同じように身内と通話しながらスマブラしてました。

ところが、寝る少し前(接種して10時間後ほど)で、うっすらと寒気がしました。普段は半そで短パンの部屋着で生活しているのですが、フリースのパーカー(ユニクロヒートテックのパーカー)を1枚羽織って解決する程度だったので、「まぁちょっと重めに副反応でたのかな?」と思っていました。(体温計は持ってなかったので体温は分かりません)

 

1回目2日目朝、まだ寒気が治まらず、1日中寝てました。食欲はあるものの、なんでも食べられるかっていうとそうではなく、前日に作っていた豚バラ入りお雑炊は食える気がなかったです。なんか部屋にあった黒糖パンをおいしくいただきました。

食っちゃ寝を繰り返していたものの、寒気は治まらず、そのまま次の日へ。

 

1回目3日目朝、まだ寒気が治まらず(2回目)、1日中寝てました(2回目)。

朝飯兼昼飯を済ませて寝て起きてもまだ寒気が止まらなかったので、さすがにまずいと思い、ドラッグストアに駆け込み、解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン入り*1 )と体温計を買いました。

体温は36度7分で平熱より5分ほど高かったです。解熱鎮痛剤を飲んで1時間ほど寝ると嘘のように寒気が消えました。薬つえー。

そのときには体内で何か燃えているような暑さがあり、それに伴って発汗しました。

 

 

1回目の副反応はこんな感じです。まさかこんなにきついとは思いませんでしたワ。後日大学院から送られていたメールによると、

「ワクチン打つ日はちゃんとご飯食べないと体調崩すよ!w」*2

だそうです。おせーよ、ホセ。

 

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2回目接種後の生活

打ったのは夕方15時くらいで、とりあえず帰宅即シャワー&昼寝を済ませた4時間後あたりに腕が痛くなってきました。痛みは1回目とあまり変わりませんでした。

接種6時間後あたりで痛みが本格的になり、同じく水平まで上げられないほどになりました。打撲をした時と全く同じ症状が起きていました。

寒気はしませんでしたが、体温が平熱より少し上がっていたので、解熱鎮痛剤を飲んで寝るまで過ごしました。1回目と同じく通話しながらスマブラしていると寒気がしたので、同じパーカーを着て深夜1時に寝るまで過ごしました。

 

接種1回目と異なったのは2点あります。

1つ目は寒気が本格的でそのパーカーを着たまま寝た点です。普段はTシャツとパンイチ、タオルケット1枚で寝ていましたが、その日はTシャツにフリースのパーカー、下は短パンを履き、タオルケット2枚で寝ました。2回目の副反応で、寒気がヤバコイルすぎて冬布団&毛布で寝た人の話を聞き布団を複数用意しておいて良かったです。

2つ目は注射を打った腕とは逆の腕の同じ位置に、筋肉痛が現れた点です。痛みはそれほどではありませんが、違和感がないとは言えないくらいには痛みがありました。あとは全身に倦怠感がほんの少しありました。

 

そして接種12時間後の深夜2時半ごろ、あまりの寒気で目が覚めました。急いで体温を測ると38度4分でした。この話を後日知人にすると

「寒気で目が覚めんの!?」

と驚く人がほとんどでしたが、本当に寒気で目が覚めました。

起き上がるのにも命を削っている感覚がしましたが、さすがにこれはまずすぎるという直感が勝ち、冷蔵庫に入れていたゼリー飲料とバナナを取りだし、腹に入れて解熱鎮痛剤を飲みました。寒気がやばすぎるのにバッチェ冷えてるゼリー飲料とバナナを食べる気にはなりませんでしたが、解熱鎮痛剤を飲むには何か食べる必要があったので*3、無理やり腹に入れました。このとき、ゼリー飲料は空腹を満たすためではなく、瀕死のときに解熱鎮痛剤を飲むために用意するものなんだとわかりました。

咀嚼するために「え」を発するくらい口を開きましたが、これすらしんどかったです。「う」までは開くのでゼリー飲料は難なく摂取できました。バナナを口に入れるのはかなりしんどかったです。バナナに苦戦したのは生まれて初めてですね。初めてのマリオカートでもバナナは楽勝だったのに。

 

再び床につくまえに、短パンの上に長ズボンのジャージを履いて寒気に対抗しました。それでも寒かったので冷房を切るかどうか悩みましたが、切ると室温は30℃を超えるため、寒気があるとはいえそれは熱中症などを引き起こすのではないかと考え、室温が28℃になるように設定して寝ました。入院していたときも結構きつい冷房効いていたので多分間違ってないと思います。しらんけど。

 

接種14時間後ごろ(解熱鎮痛剤を飲んで1時間半~2時間後ごろ)、今度は暑くて目が覚めました。感覚としては、1回目の接種の際に解熱鎮痛剤の効き目が現れたときの体内でなにかが燃えているような感覚と全く同じでした。そのため、これは副反応ではなく解熱鎮静剤の作用であると思っています。

私はこれ以降寒気は現れませんでしたが、知人には再度現れた人がいました。かわいそうに。(他人事)

しかし、体温は38度3分あたりで全く下がっていませんでした。倦怠感などはほぼなく、身体が熱い以外に支障がなかったので、解熱鎮静剤は飲まずに過ごしました。これは、体内のウイルスと戦うために「生体防御反応」で体温を上げている、と知っていたので熱は下げない方が良い*4のだろうと判断しました。

 

それ以降、水分補給にコップ一杯のポカリ&麦茶を飲み、おしっこして寝て、風邪をひいたとき特有の変な夢で目が覚め、汗でぬれたTシャツを着替えて水分補給をして…を繰り返しました。体温は、夜に寝る直前まで38度前半をうろうろしていました。この段階では、逆に冷たいものを身体に取り入れたくなり、バナナとかは冷蔵庫に戻しました。寒気が続いたときのために冷蔵庫から出してたけど完璧に裏目でした( ;∀;)

体調的には、システム英単語は読めないが、古典文法書なら読めるくらいの気分でした。ちな理系。

 

接種22時間後の昼飯には、接種に出かける前にあらかじめ作っていたおかゆを食べました。ネギと卵と本だしで作ったものでしたが、食欲的にはもっとがっつりしたものでも食べられそうでした。

体温は正常ではないものの、それ以外は基本的に元気でゲームしたり通話したりするくらいはできました。Twitterも余裕で見られました。「常に体温が38度台なのは、実はおれがネコだからではないか?」と考える余裕もありましたが、脳が常に38度なのは健康的にどうなのかと思い、保冷剤を枕代わりにしました。氷枕があれば最適だったと思います。冷えピタも選択肢。

 

接種30時間後の夜飯には肉うどんを食いました。冷凍うどんから飯を作れるくらいには元気でしたが、できるなら避けたいなぁと思いながら作っていました。

接種34時間後あたりで体温は37度5分まで下がりました。シャワーを浴びようかと思いましたが、気分的にはすこしやめた方がいい気がしたので止めてそのまま寝ました。決して面倒くささが勝ったとかではない。

 

接種40時間後あたりに起き、体温を測ると36度4分まで下がっていました。前日まであんなに高かったのにいきなり下がっててビビりました。この高低差で逆に風邪ひくわ。

病み上がり特有のフワフワ感と、注射を刺したところの筋肉痛はありましたがそれ以外は何もありませんでした。昼飯に餃子とチャーハン食えるくらいは元気でした。腕の痛みは、きつめの腕立て伏せをやった次の日の筋肉痛くらいの痛みでしたね。

 

その後は体温があがったり倦怠感が再来することもなく、腕の痛みは5日目まで続きました。これは普通に筋肉痛くらいのものだと捉えていましたね。

 

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1回目&2回目副反応まとめ

1回目

接種後6時間ほどで腕の痛み。

10時間後ほどで寒気が出る。

寒気と倦怠感、微熱(計測していないため実際にあったかは不明)は3日目まで続くが、解熱鎮静剤の服用で即座に治まった。

解熱鎮静剤を飲むまでは、食欲はあったが脂っこいものは避けたい気分であった。

 

2回目

接種後4時間ほどで腕の痛みが出る。

6時間後までに痛みが本格的になる。そのときにはうっすらと微熱らしきものを感じ、解熱鎮静剤を服用。

10時間後ほどにうっすらとした寒気。全身にうっすらとした倦怠感。夏布団では乗り切れない?

12時間後ほどに38度4分の熱、本格的な寒気と倦怠感など。インフルエンザ罹患時よりもしんどかった。解熱鎮静剤を服用。

14時間後から22時間後までは38度台前半の熱のみ。食欲は徐々に回復したが体温が高いせいであったかいものを避けたい気分だった。脂っこいものは食べたくないが肉は食いたいみたいな気分。

そこから30時間後までは38度台のまま。食欲もさらに回復。

34時間後には37度5分に。腕の痛み以外はちょっと体調崩したくらいの気分。本気出せば風呂に入れる。

40時間後にはほぼ万全。腕の痛みは筋肉痛と同じくらいに。

 

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用意してよかったもの・欲しかったものなど

・ゼリー飲料

何も食える気がしないがそういうわけにはいかないときのために。ワイは、一番ひどいときに解熱鎮静剤を飲む場面のみでマストだと感じたが、咀嚼せずにエネルギー補給できるのでいくつあってもいいと思う。冷蔵庫に入れるやつと常温で保管する2つに分けると良さげ。


・ポカリというか体液に近い系飲み物

別になくてもいいと思うが、思考停止で水分補給できるのであるに越したことはない。どれだけ汗をかいたか、塩分などはどれほど摂ったかなどに思考ソースを割く余裕があまりないので。個人的には味が濃いので水で2倍くらいに薄めたかった。

 

・解熱鎮静剤

無いと死ぬ。知り合いには全く副反応がなかった人もいたが、出たときには無いと死ぬ。色々調べてみると、解熱鎮静剤と名の付くものなら大抵何でもいいっぽい。各個人でよく調べてね。

 

・バナナ

常温でも冷温でもおいしく食えて消化がよくエネルギー効率も良い食べ物。なにより、食べたいと思ってから食べ終わるまでにかかる労力と食べ終わった後の処理が圧倒的に少ない。アダムとイヴは実はバナナ食ったんじゃないか?という学説を生み出すレベルで感謝する。45組より感謝してた。2房用意してたけどバナナが好きで接種前に1房食べきってた。ワイのドジっ子ちゃんっ☆テヘヘ☆

 

・寒気対策(布団・上着・靴下など)

Twitterで寒気がやばいと言ってた人に感謝。ここまで考えが回らなかった。ワイはフリースの上着などで済んだが、Twitterを見る限り冬布団と毛布まで必要な人がいるらしい。

 

・アイス

ワイはたまたまスーパーカップを買い込んでいた。身体が熱いときに食べたくなったが、そもそも熱が出ない人もいるらしいので、嗜好品程度に2,3個買っておいても良いのかも。

 

・氷枕、冷えピタ

これは買っていなかったもの。身体全体が熱かったので氷枕が一番だとおもう。子どものころ体調崩したときにおかんがクローゼットの奥からこれ引っ張り出してきて、氷枕を初めて見たワイは「え!?なにそれ!?」とテンション上げてしまい「アンタ元気なら学校いけ!」と学校行かされたことがある。ちなみに学校ついた瞬間げろ吐いてとんぼ返りした。その日以来ワイはポケモンでサイクル構築を好むようになった。

 

おかゆ

個人的には物足りなかったが、どのような状況でもとりあえず食えるバランスのいい山本選手なので、接種に出かける前に作ってていいと思う。卵も自然と摂れる点がベネ。バラ肉ツッコんだりしてがっつり度も上げられる点もディ・モールト

 

・調理が簡単なおかゆ以外のもの

例としてうどん。凛として時雨みたいな言い方になった。おかゆより普段の食事に近いものなら何でもいいと思う。しらんけど。困ったらバナナ食っとけ。

 

・できる限り家事を済ませる

食料を用意するほかに、洗い物や洗濯、掃除など。特に着替えが足りなくなると地獄なので前々から洗濯のタイミングを考えておくといいかも。個人的には布団を前日に干しておきたかった。3日も寝込むとさすがに布団がジットリする。他にも、トイレットペーパーやティッシュなども補充したり、手の届きやすいところにあるといい。腕が上がらないというのは意外と不便。接種後すぐ風呂入るのは、シャンプーしやすいという点でよいのかもしれない。

 

・前日から食事を多めにとる

詳細は脚注2。真偽は不明だが、栄養を摂っておいて損は無いと思うし、どれだけ寝込むかわからないから食べられるうちにできるだけエネルギーなどをとっとくのは、自然な発想かも知れない。「あなた明日から体調崩して寝込むよ!」って言われていると思えば、そりゃ食えるだけ食うよな。

 

・暇つぶしツール

頭は回るけどできるなら回したくないくらいのしんどさが続く。数Ⅲの積分はできるけど微分はできないくらい。ハイキューは読めるけどデスノートは読めないくらい。あんまり頭回さない系の何かを用意しておくとよさげ。積読してるものを処理できるいい機会。

 

・汗拭きシートorウェットティッシュ

汗をかいたときに手軽に気分転換できる。風呂入らずに寝るときの罪悪感もすこし薄めてくれる。メンソールがきつい奴だと布団の中で目が痛む(1敗)

 

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知人たちの2回目副反応

多くの人が私と同じような副反応でしたが、同じくらいの人数だけ、熱は微熱程度だけどその代わり倦怠感&関節痛がひどく、それが3日目まで続いた人がいました。高熱だけになるか、熱は低めだけど倦怠感などに割り振られるかの2択っぽいですね。

また、2割くらいの人は微熱だけだったり、軽めの倦怠感だけだったなどの軽めな人もいました。そういう人に限ってゼリー飲料や冷えピタをダース単位で買ってましたね。草。

全く副反応が出ない人も一人だけいました。その人は医学部所属なのでもしかしたらなんかよくわからん知識でなんやかんやしたのかもしれない。こうやって陰謀論が生まれるんだね。

 

ワクチン接種へ至ったいきさつ

そもそも、個人で予約したわけではなく、大学院側が職域接種として予約したところに優先的に回されて接種することとなりました。今は職域接種の申し込みを停止していますね。

ワクチン接種は1回目の日にちを決めると自動的に2回目も決まります。ファイザー製はぴったり3週間後、モデルナ製はぴったり4週間後です。ですので、単に1回目のみの日程を調整すればよいわけではなく、2回目まで含め1回目の日程を調整しなければなりません。私で言えば、2回目接種の日程と大学院の試験期間や研究会などと被っていたのでだいぶ苦心しました。というのも、職域接種だと人数をばらけさせるため、それぞれに日付に対し上限と下限の人数を決めています。したがって、あまりもたつくと受ける日が自動的に決まってしまいます。職域接種を推奨してる課と、単位などを認定する教務課は別の課なので、試験に特別措置を与えてくれたりしてくれなかったんですよね。こういう融通利かないところって教務課あるあるですよね。

 

バイト先や教授たちと話を付けて日程を決めました。

そもそも、優先的に回されたのは、

 

大学院「ここの研究会で助手してきて」

ワイ「感染予防の観点から対戦拒否で」

大学院「ここのフィールドワークどう?」

ワイ「感染予防の観点から対戦拒否で」

大学院「…」

大学院「優先権とってきたで(^ω^ )」

ワイ「!?」

大学院「優先権とってきたで(^ω^ )」

ワイ「いやでもスネークは差し込みがDAしかなくて~」

 

って感じです。一応ちゃんと自分の意志で打ちましたけどまさかそんな感じで回してくれると思いませんでした。後から聞くと、公的に対外関係がある学生に対して優先的に回していたそうです。

んで、一回目の接種へと至りました。

 

接種会場の様子など

個人で予約する場合とは異なり、団体で予約した場合は、すでに接種会場が決まっており、そこで受ける日時のみを申告するだけで接種へと至ります。個人の場合は各々で医療機関及び自治体の会場へ予約する電話などをします。最近は予約が取れないらしいですが、外が暑いので別に焦って行く必要は無いと思います。後述しますが、特に集団接種会場だとクソ暑いところに立たされるのでね。

 

接種会場にもっていくのは、ワクチン接種券(クーポン券)、予診票、ワクチン接種記録の3点です。接種記録は一回目の当日に会場でもらえるものですが、これは2回目まで保管する必要があります。

予診票は、病院に初めて行った時の問診票みたいなものです。住所とかも書かなあかんので書く量は多いですね。

 

一回目、大学院側から案内された会場にいくため、指定された最寄り駅でおりましたが、そこから20分くらい歩く必要があり、正午過ぎに予約していたため炎天のもと歩かされました。こっちのほうが体調崩すわ。

会場につくと、まず接種券と予診票の確認をされ、接種記録を渡されます。これは個人ではなく団体で予約したためにちゃんと来たのかどうか大学院が記録するためにやってたぽいです。

その後、ワクチン接種のための受付へ行き、接種会場内の接種するための会場へ移動します。そこでは最初に予診票の確認をされました。これは研修医?の方が担当されていました。予診票を読み上げてちゃんと了承しているかの確認をやっている感じでした。

ここまでの三箇所で、それぞれ5分から10分は待ちました。回転率が悪いわけではなく、純粋に人が多かっただけなので、むしろ回転率が良いと感じました。

それぞれの場所はユニクロのレジのように、あらかじめ一か所に並んでおき、空き次第係員に案内されました。これは注射を打つ場所も同じです。

 

その後、注射を打つための列に並びましたが、これは15分くらい並びました。それぞれのところよりも、注射にかかる時間は長いのでこれは仕方ない点ですね。

集団接種会場では空調が効いていますが、換気でいろいろ開けっ放しであることや、そもそも広くて空調の効きが悪いことがあり、そこそこ暑かったです。午後2時あたりってのもそれに拍車をかけていました。

 

注射を打つブースに案内されました。ここはかなり広めな試着室みたいなところで、ユニクロに行きたくなりました。

注射を打つ際の注意点などをされ、利き手ではない方に打つために

「利き手は左右どちらですか?」

と聞かれました。私は令和生まれで咄嗟に左右の判断がつかないため

「はい、こっちです!!!!!!^^」

と思いっきり右腕を挙げました。注射を打ってくれるお姉さんはマスクをしててもわかるくらいの苦笑いをしてくれました。すこ。

 

接種後、アナフィラキシーショックが出ないか確認するための待機場所に案内されますが、その前に係の人が接種したことを認定するシールを接種記録に貼り、次回の日時が確定したことを教えてくれます。シールを貼るのは2重接種になることを避けるためだそうですね。これを2回目に持参する必要があります。その後椅子に座って15分~30分待機します。

係の人が頻繁にそばを練り歩いてくれるため、体調が悪くなったらすぐ気づいてくれます。私はデュエプレでドルバロムミラーを仕掛けられて違う意味で顔色が悪くなっていました。おかげですぐ30分経ちましたけども。

 

その後は、はよ帰れと言わんばかりの圧を係員さんがかけてきます。接種後は人がたくさん集まってくるのでこちらとしても早く帰りたい気持ちはありました。帰る際は特に受付らしきものはありませんでしたが、四天王に挑む前になぜか入り口を閉ざしている2人のお兄さんのような人が出口におり、「これにて接種は終了です!」と教えてくれました。くぅ~疲れましたw

 

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2回目、前日からたくさん飯を食って寝て、起きて家事を済ませていると、すでに予約された時間を過ぎてました。

流石にどうするか?と考えましたが、大学院から送られてきたメールには「遅刻しても良いので当日キャンセルは避けること。ワクチンの廃棄につながる。」とあったので構わず突っ切ることに。

出る準備を済ませると、接種券(クーポン券)がないことに気が付きました。さすがにどうするか?と考えましたが(2回目)、後日市役所で再発行しそれを大学院に提出することで、クーポン券無しでも接種できることを知り、構わず突っ切ることに。

 

会場についたのは15時前でしたが、1回目と異なり人がほとんどいませんでした。予約する時間を早い時間帯にしていた人が、その会場では多かったようですね。

 

その後の流れは1回目と同じです。大学院の人間が接種券と予診票、接種記録を確認する受付に行き、それらの書類を提出しました。する予定でした。

カバンの中をいくら見てもそれらの書類が見当たりませんでした。接種券は紛失したものの、そのほかの書類はちゃんとあったので普通に家に忘れました。

仕方ないので受付のおっちゃんに「すみません、全部忘れました!」と白状しました。

「ぜ、ぜ、ぜぜぜ全部??!!?」と明らかに動揺している姿が観測できました。遅刻した上に書類も全部忘れる男は、完全に想定guyだったっぽいですね!(o^―^o)ニコ いやホンマご迷惑をおかけしました…

 

しかしながら、大学院という団体で予約しているため、接種に来る人間が何者なのかはすでに把握されており、本人確認できる学生証で手続きを進めてくれました。個人で予約した場合はこうはいかないと思います。

 

私がその受付を後にした後、後ろからひそひそ話が聞こえてきました。たぶん報告案件として話を纏めてたんでしょうね。わかる。

 

その後は接種するための受付コーナーと予診票の確認をするコーナーに行きましたが、そのときは私以外に1人しか並んでおらず、めちゃくちゃスルスル進みました。

予診票の確認をしてくれるお姉さんはけだるげな表情で座っていて、その表情が好みだったのでお姉さんが横に置いていた麻酔科試験対策本に目を付け「お姉さん麻酔科医になるんですか。覚えること多いし人数少なくて大変ですよね~。尊敬します。」と投げかけたところ、「まぁどこの科もおなじもんっすけどね~、へへ。」と返されました。好き。

 

予診票の確認コーナーを過ぎ、注射を打つブースへ移動しましたが、ここも待ち時間なく行けました。2回目は注射を打ってくれるお姉さんが「こちらの腕で大丈夫ですか?」と左腕にアルコール塗りながら聞いてくれたので挙手をする必要はありませんでした。きわどかったー!

その後の流れは1回目と同じです。基本的に、全体を通して1回目と2回目で変わることはなかったですね。

 

私の会場では、待機場所でペットボトルの水を配ってくれる係の人がいましたが、他の会場でもそうなのかはわからないので、水分は持参しましょう。書類は全部忘れたけど、麦茶は氷まで入れてキンキンに冷えたやつを持っていけました。

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締めの言葉的なやつ

以上になります。

個人的にワクチンを接種した感想ですが、副反応は確かにきつかったけど瞬間最大風速が大きいだけでそこまで大変ではなかったですね。インフルエンザに罹患した時よりしんどいと書きましたが、なにかに感染した結果体調を崩したというわけではない、と考えていたので気分的にはインフルよりも楽でしたね。

また、このワクチンは感染自体を予防するものではなく、感染した際に重症化するリスクを低減するためのものですね。政府は3回接種することで感染リスク自体を低減できると発表し、3回接種へと動き始めています。今後に注目。

重症化リスクを下げることが医療崩壊を防ぐことに繋がることを説明する場が少ない(もしかしたらマスコミが伝えていないだけなのかも?)ので、ワクチン接種に対する勘違い、例えば2回受ければ感染しない!など、が散見されますが、個人でよく調べて正しい理解をする必要がありますね。私も今後とも引きこもり生活を続ける予定です。

 

そういえば、正しい理解がされていないのはワクチンだけでなく、感染予防対策にもあります。例えば、ビニールシートなどのパーティションは空気の流れを妨げて換気が十分に行えないことや、飛沫がパーティションに付着することで複数人に感染が及ぶことが指摘されています。*5正しく使用した場合でも、むしろリスクが増大する場合もある*6そうですね。何か人が集まる場所を作る人たちは、きちんと調べて正しい方法で感染予防対策を行ってください。といってもデルタ種はそれを貫くくらいの感染力であり、正しいことがどんどん変わっていっているので難しいところがあると思いますがね。そんなこと言うならそもそもやるなと言いたいところではあるが、人間の社会生活としては必要とされるイベントも必ずあると思っているので。

 

私も関東のほうに旅行へ行きたいですが、来年まで待って行こうと思います。(去年も同じこと言っていなかったか?)

 

 

*1:ルルA錠。複数のサイトによると、解熱鎮痛剤としてアセトアミノフェンが一番に挙げられていたので、これにしました。複数のサイト→

厚労省 https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0007.html

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信 https://www.covid19-yamanaka.com/cont5/72.html

敬節会 https://www.keisetsukai-group.com/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%89%AF%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E9%8E%AE%E7%97%9B%E8%A7%A3%E7%86%B1%E5%89%A4%EF%BC%88%E3%82%AB%E3%83%AD.html 

ふかつクリニック https://fukatsu-clinic.com/blog/2021/06/01/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%E5%89%AF%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AB%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%8F/

*2:副反応が出た人と出なかった人を比較した結果、現れた傾向らしいなので真偽は不明。でもよく考えたら、体調悪くなるかも!?って言われたらさすがに栄養蓄えていた方が良いとは素人感覚でもわかる気がする。あくまで真偽は不明だが。

*3:飲む薬によりますが、ほとんどの解熱鎮静剤は空腹を避けることを推奨しています。詳しくは各製薬会社のHPを参照。

*4:第一三共ヘルスケア https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/kenko-bijuku/omoikomi/22/ あまりにも高い場合はたんぱく質が変性するため逆に飲まないと危ないらしい。こちらに関しては根拠不明だが納得はできる。

*5:日経メディカル https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202107/570903.html など。

*6:鈴木雅一など(2014)「医療・福祉施設における感染制御に関する研究 (第15報)4床室におけるベッド間パーティション寸法が空気感染リスクに与える影響 Infection Control in Hospital Part.15 Influence of the Partition Size on the Infection Risk in a 4-bed Patient Room」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2014.7/0/2014.7_89/_article/-char/ja/